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主に日記やら何やら…その日の気分で徒然なるままに。
May / 09 Sat 18:26 ×
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October / 08 Thu 23:50 ×
こんばんは。
朝方の台風で寝れなかった三津峰です。
その所為、とは言いませんが、右目に出来物が出来て腫れるわ、
痒いわ、で若干イラっとしてたりしなかったり。
酷くなったら問答無用で目医者行きが決定な訳ですが、寝て起きたら
治らんかな、とちょっと思っていたりもしています。
まぁ、それは如何しようもないので取り敢えずおいときますが。
APHでF○teパロネタ、まだ引き摺ってます。(笑)
如何してもやりたくなったので、冒頭だけちらっと書いてみました。
勿論、パロのパロ、みたいな複雑なノリなので訳分からん状況ですよ。
それでも良ければ、見たって下さい。
全ては自己責任でお願いします。。。



「師父」

カツン、と控えめな靴音を響かせて、落ち着いた声音がその場の空気を震わせた。
闇間を縫うように、その声の持ち主は教会の奥から冷たく冴えた二月の回廊を横断する。
月明かりが眩しい中庭へ出れば、底知れぬ深淵の淵を思わせる射干玉の如き漆黒を纏う青年が蒼白くその輪郭を顕わにした。
その身を包む衣服はカソックだろうか。
中性的なアジア系の顔立ちに、首からは十字を下げている。
些か幼い相貌ながらも、ピン、と真っ直ぐに伸ばされた姿勢とその無表情さからは、性別や年齢と言った視覚からの情報を曖昧にさせていた。
見目相応の少年少女に見えない事も無いし、老成された聖職者に見えない事も無い。
酷くアンバラスでありながら、然もそれが自然であるかのような、一種独特な空気を携えた人間だ。
そして、ひたと凪いだ双黒が静かに映すのは、己が養父と義兄と慕う顔馴染みの男性、二人である。

「やぁ、こんな夜半に如何したんだい。菊。セイバーまで連れて?」
「…惚けるな、フリードリヒよ。この血腥い鉄錆びの臭いは何だ?」
「ケセセセ。貴様も血の香に惹かれて来たか、武士王(ラストサムライ)」
「騎士王(プロイセン)…吾主、何を連れて帰って来たのだ」

辺りを支配するのは隠し切れない、否、隠そうともしない夥しい量の血の香。
けれども、相対する彼等の着衣には何らそのような痕跡は見当たらなかった。
代わりに銀髪赤眼の美丈夫が手にする鎖の先へ、その四肢を絡め取られた男、と思しき者が、ぐったりと力無く横たわるのが視界の端に映る為、彼がその血の香の根源かも知れないが。
菊、と呼ばれた黒を纏う青年は、只、背の高い彼等を仰ぐだけ。
それに対し、フリードリヒ、と呼ばれた壮年の男性は、菊と同じカソック姿で悠々と後ろ手に腕を組んだまま淡く微笑みを浮かべて言葉を秘める。
騎士王、と呼ばれた青年もまた、同様に血のように紅い双眸を可笑しそうに細めて見せた。
菊の影のようにその傍らへと控えていた彼の人によく似た面差しの青年、セイバーは、それらに僅か顔を潜めるものの、それ以上の問答を重ねる事はせず、不穏な空気に押し黙る。
下手に突付いて、戯れにその牙を向けられては迷惑だ、と。

「キク」

セイバーが押し黙れば、騎士王はニィ、と麗しい尊顔へ獰猛な笑みを浮かべて、フリードリヒから奪ったモノを投げ寄越す。
反射で受け取ったそれを見て、菊はほんの少し瞠目した。
彼の手にあるソレは、腕。
無残にも鋭利な刃物で切り取られただろう、人間の腕である。
まだ少量血が滴る生暖かいそれは、男性のもののようではあったが、彼等に狩られて間も無い事くらいしか分からない。
明らかに、義兄が捕えている者との関わりが窺えた。

「…これは、…その方の主の腕、ですか…」
「相変わらず察しが良いね。その通りだよ、菊」
「はぁ…で、これを私に如何しろと?」
「コイツがくたばる前にお前が飼うんだ」

こんなモノを持ち帰るとは趣味が悪い。

そう思って菊が興味無さ気に一言訊えば、何の躊躇いも無くあっさり“飼え”と言い切った義兄に彼は今度こそ瞠目する。
確かに今彼の手にあるモノから察するに、この腕の持ち主が今彼等が駆り出されている《聖杯戦争》の担い手であった事は間違い無いものの。
菊には既に己が手足となるべき大切な相棒、《セイバー》を一人抱えている状態だ。
そのような発言は、幾らなんでも彼に失礼だ、と咎めるように主張すれば、フリードリヒが柔和な笑みで補足を付け足した。

「何、お前ならば二人目を飼(やしな)う事くらい訳も無かろう。そちらには必要最低限、動けるだけの魔力を与えればそれで良いのだから…」
「フリッツは俺様だけで手一杯だからな。コレはお前が飼い慣らせ、キク。その為に態々生け捕りにして来てやったんだからよ?」
「セイバーには悪いけれどね。傭兵は多い方が良いんだよ。…頼めるかな、菊?」
「フン…この漢は捨て駒、と言う事か」

面白くなさそうにセイバーは鼻を鳴らすが、表立って反論する意は無いらしい。

「セイバー、……分かりました。師父が、そう仰るのなら…そのように致しましょう」
「有難う、わたしの愛しい仔よ」
「…《令呪》をこの身へ転写します。 ...Trace on...」



取り敢えず、此処まで。
槍兵の名前出てませんが、彼は昨日考えた配役通り親分ですよ。
そんで多分、不運に腕ちょんぎられたのは…ファンに闇討ちされかねませんが、
きっと子分…。
明言すると怖いので、秘密ですけどねー。。。
でもそうなら、きっと烈火の如く怒りの親分が見れるハズ…。
まぁ、多分続きませんが、メモ程度にちょこちょこ出るかも知れません。
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